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その日あった一日の大報告会(嘘) 見てくれるだけでもありがたき幸せ!!
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巨人優勝だね!
砂子さんちは生粋の巨人ファンです(笑)

「優勝っしたよー!」

と、
の母の声に忘れ物を取りに来た砂子さんは言葉を受け取りました

「おぉー負けると思ったけど九回裏逆転かよっ」
「みたいだねー」

スコアを見て驚いた
ついでに

「親父さんに報告してやんさい」
「・・・・・だね、」

砂子さんの言葉に母ちゃんは携帯をかける
そして、

「あ、お父さん?おめでとー」

初っ端からそれ(笑)
で、

『は、何が?』
「ん?だから、おめでとー」
『は?』
「おめでとー」
『だから何だよ!?』

そんなやり取りを数回繰り返した後に

『だから何だtt』
「巨人優勝おめでとー」
『・・・・・よっしゃーーーーーー!!!!
↑彼は仕事中です

電話越しに親父様の大発狂する声が聞こえました(爆笑)
なにやら相当騒いでたご様子です
嬉しさのあまり場所を忘れたようです
さすが、親父だ・・・・
周りにお客さんいっぱいいるだろうにねーうん

この後弟も降りてきて

「えっ勝ったの!?」
「うん、ほら」
「うっわマジだ!?マジでーー!?くっそー見るの忘れた!!えっどんな勝ち方!?」
「九回裏で逆転?」
「俺、九回の表で一点差無理だと思ったからなー!くっそーー!!あっ最後は清水が打ったんか!!ぬあーーーー!!」

本気で悔しがる弟でした
まー確かに、ね
勝つとは思わなかったよね



そんなワケで、
巨人5年ぶり優勝おめでとう!
やったね!
やったね原監督ーーーーーー!!
砂子さんは昔から原監督が好きですっ
現役時代から(あ)好きです!
おめでとーおめでとーーーー。+゚(*´∀`*)。+゚





で、
良い気分なので小咄一つ←?
今日と言うか昨日から仕事中に頭の中グルグル回ってるお話しを!
やっぱろアレです
どうしてもブームが冷めやらない、うん
平凡受けです
今度は本当は見た目的には並み以上なはずなのに周りがド派手な美人美形だらけで目立たない君受けです(笑)
やべ、
自分で考えててドツボにはまるくらい好きな設定・・・・!
ぐはっ
誰かホントはかいt=◯)`ν゚)・;'.、





+ + + + + + + + + +



この事件はこの声から始まった

『先輩っっっ助けて!!!』



頃は12月
あと数日経てば日本人が浮かれまくる一大イベントがやってくる
そうなると学校の学期が終わる時期でもあり学生も浮かれ始めるのだが・・・
とある一人の生徒は自分の携帯を鳴らす人物の名前を見てそうも言ってられない予感がしてきた

「・・・・・・」
「出ねーの?」
「・・・・・出たくないの」
「ふーん」

先ほどから延々と鳴り続ける着信音に、
その電話の持ち主であるルームメイトに声をかける
しかし返ってきた声がとても地を這うような声質に冗談を言う気も無くなる
むしろ言ってはいけない雰囲気にかすかに視線を外した

「・・・・着拒否とか、したら?」
「したら・・・・殺される」
「・・・・ふーん」

あまりになり続けける音にそんな提案をしてみるも、
またもや返ってきた声が今度はこの世の終わりに聞こえて
またもや冗談で返せない雰囲気に心の中で溜息をついた

「・・・じゃーさ、出たら?」
「・・・しかないよな、」
「つかもーその曲聴くの飽きた」
「うん、俺も」

あるグループの新曲を着メロに指定したのに、
もう飽きさせるほど聴いてしまった
こうなると逆に聴きたくなくなる

「・・・・・はぁ」
「あ、出るんだ」
「出なかったら出なかったで・・・・殺される」

どうあっても殺されるようである
じゃーこんな待たせても殺されるんじゃなかろうか?と思うも、
きっと彼なりの逃避なのだろう
言わないでおいた
そして、
漸くこの曲を聴いて5分強
彼は通話のボタンを押す

Pi

『ちょっとあゆーーーー?!?!?!?』
「・・・・うるさい、」

大音量で聞こえてきたのはヒステリックに叫ぶ女の声
あまり近い距離じゃない場所に板のにも拘らず、
その声がルームメイトにも届いた
耳元で届いていたであろう携帯の持ち主もうんzりしながら耳からそれを外してぽろりと零す

『うるさいじゃないわよ!!アタシからの電話なのに出ないってドー言う事!?』
「・・・でたくないってk」
『ってそんなことどーでもいいのよ!』
「・・・・いいならいうn」
『アタシねっ休暇貰ったからあゆ、ちょっとアタシに付き合いなさいよ!』

悉く語尾を攫って自分の用件だけを告げる電話の主に
これみよがしに溜息を吐くのは、
この学園に来て数ヶ月の渡良瀬 淡雪(わたらせ あゆき)だ
電話の相手は淡雪の血の繋がった姉だけれどとても似てない繭希(まゆき)と言う名の我がまま女王様
大層なスタイルと超絶なる美貌を神から授かり、
けれどおまけとばかりに渡されたそれをらを覆すほどの性格の悪さと言うかすべてが自分を中心に回ってると思っている人物である

「・・・・休暇?」
『えぇそうよ!その滅多に無い休暇をあゆのために使おうって言うのよ、ありがたく思いなさいよ?』
「(思うか、ボケ)って、何処にいんだよ?お前、フランスだろ?」
『あら、アタシ今は成田よ?』
「・・・・・成田?」

って、何だっけ?と
現実逃避しながら首を傾げれば余計な一言が

「日本の玄関」
「・・・・え、てことは日本に、いん・・・・の?」
『今、着いた所よ!だから迎えに来なさい』

魔女がっ魔女が帰ってきた!?
悪魔でも手を焼いてるってのに魔女までもが!?
淡雪の顔面が蒼白になる

「やだっ」
『アタシに逆ろうっての!?』
「ヤダったらヤダ!!」
『あゆの意見なんてアタシの前じゃクズよっ今すぐ来なさい!!』
「ヤダーーー!」

ひどい言われようだが淡雪にしたらもう慣れた言われようだ
こんなのは序の口でもある
この魔女の元に弟として生まれて物心つく前から自分を召使だの下僕だの言ってきたのだから

『・・・・まさか、アタシを指しをおいて誰かとの約束とかあるんじゃないでしょうね?』
「な・・・い、いやある!」

無いと言いかけて、
イヤココはると言っておこう!と言い直す
しかし電話越しだというのに何故か冷気が伝わってきて挫けそうになった
だがしかしココで負けては自分の未来が目に見えている
暗黒に閉ざされた未来がっっ

『そんなのキャンセルよ、むしろキャンセルしなさい』
「でっ出来るわけないだろ!?お前は急に言ってきて約束してる人はもーダイブ前からなんだからな!」
『そんな事アタシには関係ないわ』

そんな横暴な事をこともなげに言ってのける姉が凄いと思う
一瞬だけ感心してしまった

『アタシがあゆと遊びたいと言ってるのよ?どんな事でもあゆはアタシを優先すべきよ』
「・・・・お、おまっ」
「・・・・・すげー」

聞こえてくる会話の言葉に
ルームメイトの水無瀬は目をぱちくりさせながら至極感心仕切りである
よくもここまでそんな事をはっきりと言ってのけるものだと

「そ、そんなのっお前の都合だろっ俺には俺の都合も付き合いもあるんだからな!」
『それが?』
「そ、それがって・・・!」
『言ってるでしょう、あゆ?アタシが決めてるのよ、あたしが決めたことは絶対よ。だからとやかく言う暇があったら来なさいよ』
「・・・・・・!」

どこまでも自分勝手で、
どこまでも横暴で我侭で女王様な姉の言葉に怯みそうになりながらも淡雪は一言言った

「・・・・や、やだ」

ここまで姉の言った事を拒否した事はあるだろうか?
いや生まれて15年は経つが未だかつて無い事態だ
そんな弟の拒否の言葉に、
電話の向こうは無音になり・・・そして、

『・・・・そう、そこまで言うな仕方ないわ』
「え?」

姉の意外な言葉に歓喜よりも疑問が浮かび
そしてこの電話を取る前以上に感じる嫌な予感が爆発する

『迎えは良いわ、』
「じゃ、じゃー」
『真咲に迎えに来てもらう』
「っひ」

姉の出した名前に息を呑む
真咲(まさき)とは名前呼びしてはいるが二人を生んだ母親である
しかし母親と見ることはかなり難しい性質でもある
彼女は母である前に女として生きているからだ

『それとね、あゆ』
「・・・・・・」
『アタシが迎えに行ってあげるわ』
「・・・!」
『せいぜいアタシに捕まらないように逃げる事ね?』
「う・・・あ、い」
『捕まえたら・・・・あゆ、』

とても弟に向けるには不釣合いな甘い声に、
淡雪はゾクゾクゾクッと背筋に悪寒を走らせた

『冬休み中、フランスに連れて帰るから覚悟しなさい』
「っ」

そう言い残して通話は一方的に切られたのだった
切れた携帯を握り締めながらボー然と立ち尽くすルームメイトに水無瀬は訝しげに肩を叩く

「・・・・どうした、あゆっち?」
「・・・・、」
「え?何?」

小さな呟き
聞き取れなくて聴き返した瞬間

「うわーーーーーん!!先輩助けてーーーーー!!!」
「!?!?!?」

鳴き声を上げてルームメイトを突き飛ばし、
この事態をどうにかしてくれそうな人物の元へと駆け出したのだった

「・・・・・・・は?」

後に残された水無瀬は、
突き飛ばされて尻餅ついた状態のままに
消えた友人の姿を追って部屋の玄関を見詰める

そこには、
開けっ放しのドアがゆっくりと閉じるところだった・・・・・






続く・・・・・のか?



+++++++++++++++++++++++++++++++++


1年生
渡良瀬 淡雪(わたらせ あゆき)
女に縁が無いちょいと不幸体質ナ子

3年生
柊木 社(ひいらぎ やしろ)
完全無欠の風紀委員長様

1年生
水無瀬 義之(みなせ よしゆき)
淡雪のルームメイト、似たような名前で意気投合そしてよき理解者

3年生
東城 雅臣(とうじょう まさおみ)
お決まりの俺様何様生徒会長様々、社の幼馴染

2年生
明日巳・ディアトロ(あすみ・でぃあとろ)
副会長ハーフ、これまた典型的な腹黒大魔神のトラブル誘導機


真咲(まさき)
淡雪の母、基本体質は母である前に女であること

繭希(まゆき)
淡雪の姉、とある有名ブランドの専属モデル、我がまま女王様

祥太郎(しょうたろう)
真咲の愛人の一人、ブランドショップのオーナー兼デザイナー淡雪の事が好き

新(あらた)
祥太郎の友人、バーのマスターで淡雪がお気に入り

純平(じゅんぺい)
真咲の愛人の一人、カリスマホストだけど淡雪の下僕志願者




こんなのがね、
ずっと頭の中ぐるぐるしてます
・・・・てか、
お相手の人とか出てこないし・・・・(笑)!


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