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その日あった一日の大報告会(嘘) 見てくれるだけでもありがたき幸せ!!
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【小咄付き】




行って来ました、
帰ってきましたー
と言っても帰ってきてだいぶ立ちますけど、
風呂で延々とお話し書いていました
ここにリンクしているパロディ小説
何やらぐだぐだした内容になってしまいましたが
やっと次は動く予定
早く動いてくれーー
つか携帯でお話し書くのはちまちまし過ぎてやり辛いですね
つかむしろ内容が長くなるに連れて反応が遅くなるのがイヤ
2000文字を超えた辺りから文字変換の反応が微妙になり
3000を超えるともー「あ・い・う・え・お」の「う・え」の文字は
もーイヤになるぐらい行き過ぎたり行かなかったりで、
イラっとくる(笑)
アレですかね、古いからですかね?
やっぱ新しいと反応は上々ですかね?
早く買い換えたいです
つか今日・・・じゃなかったもー昨日だ、
に行く予定でしたが何だかんだしてる内に行けなかった、うん
明日かな、うん
いやいやいや・・・面倒になりそうだ、うん

そんな訳で(ん?)
今日も買い物が終わると待ち合わせに【TUL○Y’S】に行きます
ちょっと読んだ小説の中で珈琲のあれこれあったせいで、
異常に珈琲が飲みたくて、
ココに来る前の夕飯食った場所でも珈琲飲んだんですが、
それがまた後味がヨロシイくってマジで美味かった、うん
オーガニック珈琲だった、うん
微妙に高かt=◯)`ν゚)・;'.、

と、
まーそんなことは置いておいて
何か一つ小咄でも・・・・とか思ってても、
今のところコレと言って思いついていない・・・いや、付いてはいるのだけれど・・・・さわりだけでも書いてみようか、な、うん



+ + + + + + + + + +
++++++++++++++++++++++++++++++++


家に帰ったら
久しぶりに見る従兄弟の顔がリヴィングにあった

「っよ」
「・・・・あっれー数兄(かずにぃ)っ」

ソファーのに座って片手を上げる従兄弟に近寄る
珍しい客人だ
小田数登
俺の2歳上の大学生になる従兄弟だ
結構仲が良くって遊んだ記憶がある
けどお互いの受験とかが重なってここ数年は行き来がなかった

「飛那、元気してた~?」
「元気なく見える~?」
「いんやー見えねー」
「だしょ?」

カバンを床に放り投げて数兄の前のソファーに座った
ちょうど良く母親がキッチンから冷えたアイスコーヒーを手にして

「飛那貴!カバン置いてからにしなさい!」
「わーってるって!」
「・・・・分かってないじゃないの、もう」

言われてもやっぱりカバンはそのままで、
出されたコップをいち早く手にとって一気に飲み干した
呆れてまたそのコップを持ってキッチンに戻る母親を見送ってから

「何何々っどーしたの?」
「あー母さんのお使い」

そう言って指差すのはローテーブル脇の紙袋
覗くと服が数枚入っていた

「ふ~ん・・・・つか、マジで数兄さ久しぶりじゃん!数兄こそ元気だった?」
「俺は毎年変わりは・・・うん、ない」
「ん、何で今さ間空けたの?」
「そんな所気にスンナ」
「いや、フツーするんじゃん?」

嫌そうに眉間に皺がよってる数兄
聞くな聞くな
と顔にデカデカと書いてある
何気に数兄の特殊な事情を知ってる俺としては気にせずにはいられない
近頃の近況を聞こうと口を開けたところで
数兄の視線が俺の胸元に言ってることに気づいた

「・・・・何?」
「いや・・・お前、伊曽崎なのか?」
「そーだけど・・・言ってなかったっけ?数兄と一緒だって、」
「・・・・聞いてない、つか俺と同じ?」
「え・・・うん、」

そう数兄の母校だ
俺は数兄の後輩である
そんな今頃のネタに何を驚いているのだろうか
訝しげに見返すと
視線をズラして考える仕草をする

「な、何・・・?」
「・・・・」
「か、数に~~??」

黙り込んで返事を返さない数兄に心配になってくる
俺が伊曽崎で悪いのだろうか?
むしろ何かあるのだろうか?
ドキドキして言葉を待つと・・・・
急に俺の手を握ってきた

「なっ何!?」
「飛那!」
「はい!!」

名前を呼ばれて慌てて返すと
聞き捨てなら無い言葉

「お前、もしかしたら俺と同じになるかもしんない!」
「・・・・・・・は?」
「いや、つかなる!絶対になる!」

んなこと言い切られても・・・・!!
ものすっごくっっ

「いや!!そんなん嫌っっ!!」
「もー嫌とか言ってらんないって!運命だから!!」
「いーーーやーーーーー!!!」

っぎゃーーー!!っと叫んで握られていた手をばしこーっと離す
嫌だっ嫌すぎだっ!
数兄と同じ運命だなんてっ・・・・嫌、待てよ・・・・

「か、かずにぃぃ・・・な、何言ってんだよ俺の顔見て言ってる?言ってるの?言ってないよね?だったらよく見て、よ~~っく俺の顔見て?見た?見たよね?忘れてないよね?だったら今の言葉ありえn」
「お前、ソレを言うなら俺の顔もよく見たか?見てなかったらよく見てくれ、ぎっちりしっかり見詰めてくれ!!」
「・・・・!!」
「俺たちおんなじだろ!!」
「同じじゃないやい!!まだ数兄の方が平均値よりは確実に上だろ!?」
「上じゃねーよっまったくもって俺もお前と同じ普通なんだよ!」
「いやいやいや違う!絶対に数兄は普通よりも平均値よりも格段に上だって!」

っぎゃーーー!!
いやーーー!!
そんなん俺認めなーーーーい!!

「数兄とおんなじなんかなりたくなーーーい!!!」
「逃れられない運命だ!!」
「っぎゃーーーーー(涙)!!!!」
「煩ーーーーーーーい(怒)!!」

俺たちの怒鳴りあいについに俺の母ちゃんの雷が、
脳天に拳骨と共に激突した
痛みに悶える中、
俺はそんな事を認めない!!と喚き散らした

それが・・・・
今から3日前の出来事
記憶に新しい
しかし俺の脳みそ鳥並みだからさーーー
ちょ~~~っと忘れてた、うん

「俺さ・・・まもちゃんにお歌をプレゼントしようかと思う」
「え、マジで?愛と気持ちと心をこめないとワンフレーズと待たずに目潰し食らわすよ?」

いつもの昼休み、
目の前の可愛い顔の暴君に向ってそう切り出せば
まもちゃん、こと雛形護はくるしゅーないと言ってふんぞり返った

「では、小田飛那貴・・・・歌います」
「っひゅーひゅーー!!」
「口で言うな口で」
「ばっかだったら朝ぴんは口笛できんのかよ!」
「つかそれは口笛と言うか指笛じゃね?」
「え、マジで?そうだったの!?」
「・・・あのー歌っても?」
「あ、どーぞどーぞお気になさらずに」
「歌って歌って」

まもちゃんと朝ぴんが言ってくれたので、
ではさっそく

「おーれh」
「だりゃーーーー!!!」

ばちこーんと、
掌が額にヒットした

「痛ーーーー!!何だよ!?」
「何だよじゃねーよ!!喧嘩売ってんのか!?売ってんのか!?そうか仕方ねーから買ってやるよ!!」
「じゃからしやーー!!きさん俺の大事なアップルパイ食いやがって!!」
「お前のものは俺のものじゃーー!!」
「っっっこんのジャイアンがーーーー!!」

しゃぎゃー!と正当の怒りに吠えれば
逆ギレするジャイアニズムな憎き宿敵っ雛形護!!

「今日こそ許さんのじゃー!」
「小っせーこといってんじゃねーよ!」

お互いの頬を引っ張り合いながら人通り激しい廊下でのやり取り
周りもいつもの事と呆れはしながらもとばっちり(主にまもちゃんの)を食わないために俺らを避けて通る

「はいはい、お前いい加減にしねーと周りに迷惑だぞー」

朝ぴんが暢気に珈琲牛乳に刺さったストローを咥えながらそう言うが
今日こそは許せないのですよ!!
許せないのですよ!?

「いい加減にすんのはこのジャイアンだろ!?」
「お前がいい加減に諦めろ!女々しい奴めっ」
「コソ泥に言われたくねー!!」

しかしながらいい加減に頬が痛くなってきたところで、
その頬を右に引っ張って投げ飛ばそうとしたら(無理だろ)
同じ事を思っていたらしいまもちゃんも反対の頬を引っ張って投げ飛ばそうとしてきた・・・・ら、
出来ないこともできてしまった
まもちゃんは壁に激突
俺は廊下に転がる・・・・はずが、

どんっ

誰かにぶつかった
マズイ!と思ってぶつかった事によって寄りかかったままだけれど上を見上げて謝罪を口にしようとした

「あっ・・・すんまs」

が、
最後まで言わされず支えるために掴まれていた肩の上に置いてあった手が下に降りて回され、
力強く抱きしめられた
いきなりの事に叫ぼうとした俺の声に重なるように

「っg」
「「「っきゃーーーーーー!??!?!?」」」

女子生徒の悲鳴の大合唱
何事!?
一体何事!?
声の大きさにびっくりして声を挙げようとした理由も忘れて辺りを見渡した・・・・そして、身動きが取れなかった

「・・・・・・」

そうだったと思い出して、
恐る恐る俺を抱きしめる人物を見上げた・・・・・ら、

「・・・・・・」
「・・・・・・」

どこかで見たことある綺麗な顔があった
いやいやいや見たことあると言うか知ってるでしょ、
飛那貴忘れたの?
知ってるとかじゃなくてこの人有名でしょ?
ほらあれだよ、
我らが伊曽崎高校の

「井坂・・・・生徒、会長・・・・?」

そう伊曽崎の大人気な生徒会長様様だ
えー何でしょうか?
むしろ何事でしょうか?
てか何で俺ってば抱きしめられてるんでしょうか?
教えてプリーズ・・・・!!
助けを求めるためにご友人2人に視線を向けたら
口をあんぐり開けて使い物にならなかった

「・・・・役立たずめっ・・・・!!」

思わず暴言を言葉にしてしまった
ら、目の前の生徒会長様が腕に力を込めて余計に抱きしめられた
つかむしろ抱きすくめられた

「あ、あのーーー一体なんでしょうか?」
「・・・・・」

無言です!
この人無言ですよ!!
意味もなくですか!?
この行動は意味もなくなんですか!?
そうですかっ(涙)
だ~~れか、た~すけてーーーー!!


そう、
コレが俺の受難の始まりだったのだ

恨むぜ数兄!!!!!!





てな感じ(笑)


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